« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »
2008年5月28日 (水)
「手書きのメッセージ」
5月も下旬になり、ポストカード(結婚報告はがき)」のご注文が増えてきました。
ポストカードは、インターネットからオンラインでもオーダーしていただけるのですが、まだ「手書きのオーダーシート」の方が多いようです。
そして、私は、個人的に、この「手書きのオーダーシート」を見るのがとても好きなんです。
まずは、やっぱり「手書きの文字」ならではのあたたかさが伝わってくること。
写真やデザインについてのリクエスト欄に、「手書きの文字」が並んでいるのを見ただけで、ふっと優しい気持ちになることもあるんですよ。
でも…私が、「手書きの文字のオーダーシート」でいちばん気になるのは、「書いて消した言葉」。
たとえば、一度「003」のデザインのところにオーダー内容を書いて、そこに×をつけて、「008アレンジ」にしている、そんなお客様の「迷った形跡」を見つけた時。「ああ、このお客様は、003と008アレンジでずいぶん迷ったんだな」と思うと、両方のデザインを見せてあげたいな、と感じるんですね。
実は、私自身も、とても迷いやすいところがあるんですよ。
毎日の食事とか、そういうことはとても決断が早いです(笑)。
でも、たとえば、洋服を買おうとする時や、旅行先のホテルを決める時など、ちょっと「大事なこと」を決める時、とても迷ってしまうんです。そして、「やっぱりこっち」「う〜ん。こっちかな」と、それこそ「003」か「008アレンジ」かで、とても悩んでしまうタイプ。
結婚報告はがきとなれば、やっぱり大事なアイテム。それだけに、お客様が悩んでしまうのは、とても理解できるんです。
そんな発想から、生まれたのが「デザイナーズ・コーディネート」というシステム。
オーダーシートの形跡から、お客様の「迷い」を察して、「003」と「008アレンジ」で悩んでいるなら、両方のデザインを無料で提案して、実際に見てもらって、決めてもらえたらいいな、と思っています。
お客様の「迷い」がわかる。その気持ちが本当に理解できる。だからこそ、あえてリクエストがなくても、両方のデザインを見てもらって、そのうえで決めてもらえたら、私も嬉しいです。
さて…こういった「手書きの大切さ」などを、今の時代だから、もう一度見直してみませんか?という本が出版されました(PHP研究所より)。
私も少しだけ取材していただいて、数ページ分掲載していただいています。
(ここで書いたようなことをお話ししました)
私自身読者として、この1冊を読んだのですが、「なるほど」とあらためて感じることも多く、とても楽しく読めました。
「カードを選んで、書くペンをチョイスして、心をこめて文字を書く」ー今の時代だからこそ、「特別感」がありますよね。
もしよかったら、皆さんも、読んでみてくださいね。
(丸岡泉穂/コレクションM代表)
2008年5月21日 (水)
海外の、紙づくり
首都バンコクも好きな街ですが、今回、私がとても興味を持ったのが、チェンマイという北部の町。
バンコクから飛行機で1時間ほどで、大都市・バンコクとはまったく違った雰囲気の街並みに出会えます。
タイの古都でもあるその街は、ゆったりとした時間が流れていて、そしてどこか懐かしいような雰囲気にあふれていました。
そして、このチェンマイという街は、「紙(手すき紙)」の名産地でもあるんですよ。
完全な「手作り作業」で創られるというだけあって、チェンマイの「紙」には、独特の風合いがあります。
たとえば、写真でわかっていただけるといいんですけれど…。紙の表面の凹凸は、自然の草木のファイバーを完全に刻まないまま、紙に織り込んで創っているから、なんですね。
和紙にも似たあたたかさ、ぬくもりを感じながら、ナイトマーケットや街のショップでたくさんの紙を購入してしまいました。
中でも、私がいちばん気に入っているのが、この写真の紙。
お花や草(もちろん本物です)をそのまま、紙のデザインにしているもの。ただ表面に貼り付けているのではなくて、完全に紙の一部になっているんです(表現が難しいですね)。
それだけに、完全にお花の色や形が見えている部分と、半分くらい紙のファイバーで覆われている部分があったりして…そのナチュラルな風合いも、とても素敵です。
その花や草が、いちばん綺麗な色の時、いちばん美しい状態のまま、紙の中に封じ込めた…そんな印象を受けました。
いちばんのお気に入りの紙。
時々、引き出しから取り出して、眺めながら、チェンマイの町のことを思い出しています。
日本にも美しい和紙があって、印刷技術もとても優れていますが、海外のいろんなところで、それぞれの伝統を活かしながら、さまざまな「紙」が創られているんですね。
皆さんももし、チェンマイを訪ねることがあったら、ぜひお気に入りの「紙」を見つけてくださいね。
(丸岡泉穂/コレクションM代表)
2008年5月14日 (水)
ペーパーアイテム
ペーパーアイテムの仕事を始めて、ちょうど12年。
たとえば、自宅にいて、少しゆっくりする時間ができた時。
少し前につくったデザインの招待状や席次表、ポストカードなどを時々ながめながら、「ああ、やっぱり私は、ペーパーアイテムの仕事が好きなんだな」と実感することがあります。
ペーパーのデザインというのは、元々、とても繊細な仕事。
それが、大切なウエディングシーンに使われるアイテムとなれば、とりわけ気を使うものです。
「少しでも美しいものを」という気持ちがどんどん強くなり、一時期(30代後半頃かな?)は、本当に疲れてしまったことも。
それでも、やっぱり続けているーそれだけ、私にとって、「ペーパーアイテム」は特別なもの、なんですね。
たとえば、紙の感触、インクの香り、美しくコーディングされた表面の輝きなどを五感で確認して、思わず笑顔になったり。
ピュアでエアリーな印象のトレーシングペーパーを見て、なぜか優しい気持ちになったり。
または、きりりとした印象の型抜き加工の完成度の高さを見て、「OK! とてもいい感じ!」とつい声に出してしまったり。
そんな風に、ペーパーアイテムに対して「仕事」を超えた感情を抱いていることに気づく瞬間も、少なくありません。
こういった「ペーパーアイテムに対する思い」をお話したサイト「ペーパーアイテムの ちょっといい話」と「結婚報告はがきの ちょっといい話」が完成しました。
3月初旬にプランのお話をいただいて、週に1話ずつ更新しながら…つい先日、ようやく完成に。
皆さんも、もし良かったら、ご覧になってみてくださいね。
(丸岡泉穂/コレクションM代表)
2008 05 14 | 固定リンク
2008年5月 7日 (水)
5月は・・・
ゴールデンウィークも終わり…あらためてカレンダーを見てみると、5月。
新緑が美しい季節ですね。
みずみずしい木々の緑の間から、陽射しがきらめいて見えるのも、この季節ならではの光景。
これから結婚式という皆さんは、もし機会があったら、屋外でのスナップもぜひ残しておいてくださいね。
さて、5月といえば・・・
コレクションMのポストカードが誕生したのが、今からちょうど12年前の5月。
ですので、5月はコレクションMポストカードにとっては、バースデーの月ということに。
あらためて、12年。
本当に年月が経つのは早いなって実感しています。
この写真について説明を。
12年前に「誕生」してから、年に1〜2回発行してきた「ポストカード・ギャラリー」。
その時、その年ごとに、人気を集めていたデザインや、アレンジ、ウエディングシーンの写真を掲載してきた「ポストカード・ギャラリー」も、最新のものでNo.15。
5月。ポストカードの誕生月ということもあって、久々にNo.1から順にずっと見てみました。
懐かしく、楽しく、またちょっと切なくもあり。
そんな感じで、私なりに「ポストカードのバースデー月」を思い返してみたゴールデンウィークでした。
これから結婚式という皆さんは、どうぞ楽しいプレ・ウエディング期間をお過ごしくださいね。
追伸*「GW手作りキットサプライズSale」は終了させていただきました。どうもありがとうございました。
(丸岡泉穂/コレクションM代表)







